インフリキシマブのバイオシミラーをご使用中
または使用を検討されている方へ

国内初の関節リウマチ治療におけるインフリキシマブのバイオシミラー
投与方法・スケジュールは先行品と同じ

関節リウマチの治療薬として、国内で初めて承認されたバイオシミラーは、TNF-αの働きを阻害するインフリキシマブのバイオシミラーです。
投与方法は、先行品と同じように、原則として2時間以上かけてゆっくり点滴します。
点滴は、外来で行う場合と入院して行う場合があります。

初回投与の後は、2週間後、6週間後に投与します。それ以降は8週間に1回のペースで行います。
インフリキシマブのバイオシミラーを投与する際には、抗リウマチ薬のメトトレキサートを必ず併用します。場合によっては、葉酸を併用することもあります。

インフリキシマブのバイオシミラーの投与スケジュール

*治療効果をチェックしながら、投与間隔の短縮や投与量の増量を検討することがあります。

インフリキシマブのバイオシミラーの効果と安全性

インフリキシマブのバイオシミラーは先行品と同様に、TNFαという物質の働きを阻害します。TNFαは関節の炎症をうながしますが、その働きを抑えることで症状を軽減し、関節破壊の進行を妨げることが可能です。

TNF-αの働きを抑えるインフリキシマブ

このような働きをもったインフリキシマブのバイオシミラーは関節リウマチに対し先行品とほぼ同じ効果であることが、日本で行われた臨床試験で確認されています。

インフリキシマブのバイオシミラーによる関節の症状改善

バイオ医薬品の副作用で、心に留めておいてほしいのは、感染症と投与時反応です。感染症は風邪のような症状があらわれることがあります。咳がとまらない、痰がからむ、喉が痛いなどの症状に気づいたら、医師に連絡しましょう。また、治療直後に息切れやめまい、吐き気などが起こることがあります。その場合も、すぐに近くにいる看護師、医師に異変を伝えましょう。

また、特に注意が必要な副作用として、結核・敗血症・肺炎があります。結核菌が体内に潜んでいる人では結核が再燃したり、B型肝炎ウイルスキャリアの患者さんでは、ウイルスが活性化することもあります。これらのリスクがあるかどうかは投与開始前に医療機関がチェックしていますが、患者さんでもそのことを知っておきましょう。そしていつもと体調が違うと感じたら、すぐに主治医、看護師に相談するようにしてください。